2014年F1第16戦ロシアGPの公式予選Q1は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
F1初開催となるロシアGPの予選は現地時間の15時から。予選ファーストセッションとなるQ1開始時の天候は快晴で気温22度、路面温度は32度を記録。全車が出走するQ1は18分、セカンドラウンドのQ2に進めるのは上位16台までとなる。
セッションが始まるとマクラーレンとフォース・インディアの4台をのぞくマシンがソフトタイヤでアタックをスタートし、まずはニコ・ロズベルグが1分39秒台のタイムでトップに浮上、2番手にもチームメイトのハミルトンが続き、3番手にフェラーリのフェルナンド・アロンソがつけた。
メルセデスの2台は、全車がソフトタイヤを履いた中盤以降も周回を続け、ハミルトンが3回目のアタックで1分38秒759をマークしロズベルグからトップを奪うと、3番手にもウイリアムズのバルテッリ・ボッタスが浮上。FP3でトラブルに見舞われたマクラーレンのケビン・マグヌッセンもジェンソン・バトンとともに4、5番手につけた。
一方、ウイリアムズのもう一台を駆るフェリペ・マッサは燃圧のトラブルでQ2進出のタイムを記録することができず、18番手でノックアウト。ロータスのパストール・マルドナドも20番手のタイムでQ1突破を果たせなかった。
ケータハムの小林可夢偉は19番手。17番手につけたチームメイトのマーカス・エリクソンはロマン・グロージャンにコンマ1秒届かなかった。