2015年F1第6戦モナコGPの公式予選Q2は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。
予選セカンドラウンドのQ2は15分間。Q1を突破した15台がタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。
Q2は全車ミディアムタイヤでアタックをかけたが、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは開始5分過ぎに突然マシンをストップさせてしまう。1コーナーで自らコース脇にマシンを止めたアロンソはそのままマシンを降りることとなったが、どうやらマシンはアンチストール状態に入ったようで、アロンソのQ3進出へのチャレンジはあっけなく終わりを告げてしまった。
一方、コース上ではQ1トップのニコ・ロズベルグが1分15秒471をマークしてトップに立つと、最後までポジションを守ることに成功。ややマシンバランスに苦戦気味のルイス・ハミルトンも最後にフェラーリのセバスチャン・ベッテルをかわして2番手に滑り込んだ。
4番手はキミ・ライコネンで、好調が続くレッドブルとトロロッソも2台揃ってQ2を突破。残るQ3進出の2台はロータスのパストール・マルドナドとフォース・インディアのセルジオ・ペレスとなった。
マクラーレン・ホンダのもう一台を駆るジェンソン・バトンは、最後のアタックにQ3進出の望みをかけたが、直前にロズベルグが1コーナーをオーバーシュートしてイエローフラッグが出たため、タイム更新を果たすことができず、ロータスのロマン・グロージャンに続く12番手に終わった。