例年にない盛り上がりを見せている今年の日本グランプリだが、初日の金曜に続いて予選が行われた土曜日も昨年を上回る入場者数を記録したことが分かった。
昨年のF1日本グランプリは、ピットウォークにおよそ6000人がつめかけ、走行初日の金曜日は3万4000人。小林可夢偉が7番グリッドを獲得した土曜の予選には6万3000人が訪れた。
しかし今年は、ピットウォークですでに9000人を数え、金曜日も4万1000人が来場。そして、可夢偉が日本人ベストグリッドとなる3番手を獲得した予選では昨年より約1000人程度多い6万4000人がその瞬間を見守った。
可夢偉の決勝3番グリッドは、この日の大手一般紙でも取り上げられるなど、日曜の決勝にかかる期待は近年で一番と言える。
ちなみに昨年の決勝レースは10万2000人が鈴鹿で観戦し、総入場者数は19万9000人を記録した。
今年はその数字を大きく上回る来場者数が予想される。これを機に、日本におけるF1人気の復活につながることにも期待したい。