今年で12年目のシーズンを迎えるD1グランプリが、4月14日〜15日の2日間、東京・お台場の特設会場で第1戦『TOKYO DRIFT in お台場』を開催する。今年はトヨタ86の登場や谷口信輝の復活など、見どころの多いシーズンとなっている。

 2001年に誕生し、ドリフトの美しさを競う日本生まれのモータースポーツ、D1グランプリ。今季は6大会全7戦のシリーズ戦が開催されるほか、全3戦のエキジビジョン『D1チャンピオンズ』を開催する。

 そんなシリーズの中で、今季の開幕戦となるのは、「よりスリリングに! よりエキサイティングに!」進化し続けるD1グランプリシリーズの意気込みを象徴し、『TOKYO DRIFT』と名付けられたお台場でのイベントだ。これまで公式戦は5戦が行われており、大盛況となっている。

 今年は新たな試みとして、スタンド席の配置をコースを囲むようにし、観客の中で、競技が行われるコースレイアウト(コロシアム型)を採用。また、審査員が3ヶ所のスタンド席にわかれて審査をする。

 これにより観客も審査員と同じ視点で観戦することができることになったほか、リターンロードの設置により、観客とドライバーとの距離がさらに近くなるため、会場の一体感が増し、今まで以上にマシンの迫力を間近に感じることができるとされている。

 今季の見どころとしては、なんといっても話題のFRスポーツカー、トヨタ86の登場だ。Team UP GARAGE with DRoo-Pの日比野哲也がすでに投入を決定し現在マシン製作中のほか、織戸学も86にV8を搭載したマシンを製作中。さらに、初代D1チャンピオンで、昨年スーパーGTやスーパー耐久、シビックと三冠を達成した谷口信輝が、HKS製作の86で殴り込みをかける。

 もちろん、昨年のお台場戦を制した今村陽一や、シリーズでおなじみのメンバーがそれを迎え撃つ。また15日(日)は、歴代チャンピオンや過去の大会優勝経験をもつトップドライバーが出場する「D1チャンピオンズ」を開催。世界8ヶ国から10名の選手が参戦予定だ。

 お台場での開催ということもありアクセスも良く、都会的な雰囲気の中で非日常の興奮を味わえる『TOKYO DRIFT』。まだ見たことがない人は、今年こそぜひ!

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