ケータハムのチーフテクニカルオフィサーであるマイク・ガスコインが、26日に公開した2012年型マシンCT01について語った。

 F1での3年目を迎えるケータハム(昨年のチーム・ロータス)は、昨年に続き、ルノーエンジンとレッドブルのギヤボックスを使用する。その技術面での継続性により、開発作業はスムーズに進んだという。クリスマス前にはすべてのクラッシュテストに合格しており、これは他のどのチームよりも早かったはずだとガスコインは自信を見せている。

「我々はより優れた、より競争力の高いマシンを作ることができたと思う。このマシンを実際にコースで走らせ、テストし、データが示すものを確認するのが楽しみだ」と彼は語っている。

 また、今年はブロウンディフューザーが禁止されることに加え、チームが初めてKERSを搭載することもアドバンテージになるとガスコインは述べている。

「パフォーマンスの向上において一番大きな要素は空力だ。昨年はブロウンディフューザーが大きな力を発揮したが、我々は2010年に使用していなかったために2011年シーズンを通して他のチームに追いつくことを目指さなければならずに苦労した」
「今年はこれが禁止されたので、我々にとっては非常に有利になる」

「すでに明らかにしているように、我々は今年はKERSを使用する。昨年終盤、中団グループとの戦いの中で、KERSがないことの影響が大きくなってきた。そのために予選で苦しみ、それが決勝順位に影響した。2011年最終戦にヘイキ(・コバライネン)はいいスタートをしていくつも順位を上げたが、KERSを持っていないせいでその後再び順位を落とした」
「KERSが搭載されることは、我々にとって大きな進歩だ。ブラジルでは最高の予選をしたし、KERSがあれば前のマシンの何台かに勝つこともできただろう。KERSがあることも、2012年に向けて非常にポジティブに感じる理由のひとつだ」

 CT01の写真で目を引いたのは、“カモノハシ”スタイルのノーズだ。しかし今年導入される安全上の規則により、どのチームのマシンのノーズも同様の形状になるだろうとガスコインは述べている。
「レギュレーションが変わり、ノーズが高くなりすぎないよう、ノーズボックスの高さが制限された。しかしきれいな空気の流れをマシンの下に流すため、シャシーはできるだけ高くしたい。CT01の形状は、そのためのソリューションだ」
「我々のマシンが最初に発表されたために多くの議論を呼んだが、2012年のレギュレーションを考えれば、今年のマシンのほとんどがこういう形状のノーズになるだろう」

 2年連続でランキング10位を獲得したケータハムは、今年さらに上を狙うという。
「まずはマシンをコースで走らせて、テストからフィードバックを得る必要がある。実際に走らせるまでは、数字とシミュレーションデータしかないわけだからね。すべてのチームがランクを上げたいと思っており、我々も例外ではない。この2年はランキング10位で、それが我々の目標だった。そろそろもっと上を目指すべき時だ。コースに出た時どういう結果が見られるか、楽しみにしている」

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