今週末のIZODインディカー・シリーズ第6戦テキサスは、2レース制で開催される。“Firestone Twin 275s”と名付けられ、アメリカンオープンホイールのレースでは1981年アトランタ戦以来の2レース制開催となる。
2レース制は、アメリカンオープンホイールでは過去17回行われ、うち9回がオーバルレース。今回の“Firestone Twin 275s”もテキサス・モータースピードウェイの1.5マイルオーバルを使用し、第1レース、第2レースともに114ラップで争われる。
予選日には、まず第1レースのグリッドを争ういつも通りの予選が行われるが、第2レースのグリッドは驚きの方式が取られる。第1レース終了、15分後にコース上でドライバー自らが抽選のくじを引き第2レースのグリッドが決定。これによって普段のレースとは違ったスターティング・グリッドになりそうだ。
第1レース、第2レースのポイントは、通常与えられる半分のポイントがそれぞれ与えられ、最多ラップリーダーにも両レースでポイントが加算される。ポールポジションのボーナスポイントは、予選日にポールを獲得したドライバーに与えられるが、くじ引きでポールとなった第2レースのドライバーには与えられない。また賞金に関しても、第1レース、第2レースで半分ずつ与えられる。
ピットの割り当ては第1レース、第2レースでの変更はなく、インディ500の予選結果順に割り当てられる。
