以前レッドブル・レーシングのリザーブドライバーを務めたブレンドン・ハートレーが、今週のF1若手ドライバーテストでメルセデスF1をドライブする見込みとなっている。
ハートレーは2009年と2010年にレッドブルのリザーブドライバーを務めたものの、フォーミュラ・ルノー3.5で十分な成績を残すことができず、レッドブル傘下から外れることとなった。
その後もレース活動を継続してきたハートレーは、2011年からメルセデスのシミュレーター開発ドライバーを務めている。
今週マニ-クールで開催されている若手ドライバーテストでメルセデスはテストドライバーのサム・バードにより大規模なアップデートのテストを行っており、予定した作業を最初の2日間で終えられた場合には、ハートレーが最終日13日にF1マシンに乗ることになる。
「僕にとって自分の力を証明し、レースチームと働く素晴らしいチャンスだ」とハートレー。
「でも一番重要なのは、僕は、レースカーの開発を助け、シミュレーターのデータの比較と確認を行うためにここにいるということだ」
「2年前には、またF1のトップチームで走るチャンスをつかめるようになるとはなかなか信じられなかった。でも陰でメルセデスとの仕事に懸命に取り組み、モチベーションと集中力を維持してきた」
「2008年のF1初テストの時より準備は整っていると感じる。当時は僕はまだ18歳でF3に参戦し始めたばかりだった」
「その後、自分自身についても、レースのビジネスについても、多くのことを学んだ。このチャンスを最大限に生かすつもりだ」