全日本F3選手権 第14・15戦 予選上位ドライバーコメント
■第14戦予選:PP位 第15戦予選:2位
千代 勝正
（B-MAX ENGINEERING/Car.No50/B-MAX・F312/TODA TR-F301）
「週末を通して、ここまでクルマのバランスがすごくいいですね。1回目は自分でもベストなアタックができたと思います。2回目は攻めた結果ミスが出て、それがコンマ1秒の差につながったかなと思います。これまでで一番いい位置からスタートできるのはうれしいです。エンジンの差が出るこのサーキットで、初めて戸田レーシングのエンジンがトップを獲ることができました。マシンの方もチームがすごく努力して、最終戦にこのパフォーマンスを持ってくることができました。決勝では、レース前半で後ろを引き離して、スリップに入られない距離で走れたらと思います」
■第14戦予選:2位 第15戦予選:PP
勝田 貴元
（PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31）
「昨日の練習走行からクルマのフィーリングはとてもいいのですが、ドライビングの方でうまく合わせこむことができていませんでした。今日は路面の変化も感じたのですが、それにも合わせきれていない感じで、あまりいい走りではありませんでした。ベストなタイヤの状態とベストなドライビングで出せたタイムではないので満足してはいませんが、それでも、ぎりぎりではありますが最後にトップタイムが獲れてよかったです。決勝はドライビングのアジャストというよりも前に出た者勝ちだと思うので、スタートと1周目に集中していきたいと思います」
■第14戦予選:3位 第15戦予選:5位
松下 信治
（HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D）
「気温が下がってきているのでもうちょっとタイムが上がるかと思ったのですが、前回の7月大会の頃とあまり変わらないような感じがしました。ただ、周りのタイムを見ても、皆同じような状況だったのだろうなと感じています。今年は2回目のタイムがあまり上がらない傾向にあったので、全体的にもう少し僅差になるのではと思っていましたが、その中で自分が前との間隔をうまくとれなかったために全然アタックができず、タイムをしっかりと出すことができませんでした。今週末が今年最後のレースになるので、課題にしているスタートをしっかりと決めて、最後までタイヤをコントロールしながら、粘り強く走っていきたいと思います」
■第14戦予選:5位 第15戦予選:6位
関口 雄飛
（B-MAX ENGINEERING/Car.No45/ B-MAX F312 /TOYOTA TOM'S 1AG-FE）
「今日は比較対象（36号車）がいなかったのでタイム的には何とも言えませんが、今回の1番の目的はマカオに向けてのトレーニングなので。フォーミュラの感覚を取り戻したり、セットやクルマを理解するという意味では、内容としてすごく良かったですね。昨日2時間しっかりとドライコンディションで走れましたし、今日も新品タイヤを2セット使ってしっかり走れたので、ここまでいい内容で進められていると思いますし、だいぶ勘も戻ってきています。あとはレースで、スタンディングスタートだったり1周目の混乱だったりっていうのをうまくこなしていければいいなと思います」
■第14戦予選:7位（N-1位） 第15戦予選:7位（N-1位）
高星 明誠 F3-Nクラス
（NDDP RACING/Car.No23/S Road NDDP F3/トヨタトムス 3S-GE）
「昨日は午前中の走行ではトップタイムをとれたのですが、午後は2番手になったりとあまり良くなかったので、セッティングを戻す方向で調整していったら、今日はすごくフィーリングが良くなりました。予選2回ともナニン選手にコンマ4秒の差をつけることができましたが、1回目は前の車のスリップを使ってコンマ4の差をつけられました。2回目は前のマシンがコースオフしてしまったこともあってスリップが使えなかったのですが、それでも同じようにコンマ4秒差をつけられたので、いい走りができたかなと思います」
■第14戦予選:8位（N-2位） 第15戦予選:8位（N-2位）
ナニン・インドラ・パユーング F3-Nクラス
（TOM'S SPIRIT/Car.No38/PTT SPIRIT F307/ TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「昨日の練習走行から、クルマのセッティングが自分の好みにとても合っていて、ここまで大きく変更することなく走ってきました。昨日の2回目の走行ではトップも獲れましたが、今日は高星選手がびっくりするぐらい速くなっていましたね。でも、この週末が今年のF3最後のレースになるので、できれば1番になりたいです。でもいちばん重要だと思っているのはセーフティにレースをすることなので、アクシデントに巻き込まれることなく最後までレースを走っていきたいです」
■第14戦予選:10位（N-3位） 第15戦予選:10位（N-3位）
小泉 洋史 F3-Nクラス
（HANASHIMA RACING/Car.No6/Net Move Hanashima Racing/TOYOTA TOM'S 3S-GE）
「前回の菅生大会は、1週間前のアジアン・ルマンにも出ていたため、自分の感覚が誤作動を起こしてしまったというか、あまりにもマシンのフィーリングが違っていたので混乱してしまっていたのですが、それを踏まえて今回のレースに臨んでいるので、昨日から2カテゴリーの乗り換えという部分は大丈夫でした。予選1回目は上手くまとめられましたね。予選2回目の方はちょっと欲を出してしまった結果、何回かミスをしてしまって。他のマシンと間隔が取れずタイミングが良くなかった周もあったりしたのですが、全体的には上手くまとめられたと思います」
