●全日本F3選手権 第15戦決勝 上位ドライバーコメント
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■優勝:福住 仁嶺
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「昨日のようなスタートを切れれば今日も大丈夫だとは思っていました。周回数が進むと後ろのマシンも離れていきましたが、昨日よりは差がつかなかったなと感じています。途中から雨が降ってきたときには、路面の状況が分からずヒヤヒヤしましたが、最後までトップを守り切れて良かったです。昨日より差が開かなかった点については、クルマのポテンシャルを活かしきれなかったので、次戦に向けての課題になりました。最終戦の菅生は別のカテゴリーでレース経験もありますし、今回2連勝した流れに乗って、次も勝てるように頑張ります」
■2位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No36/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「1列目からのスタートで、スタートで抜いてトップでレースをしたかったのですが、ポジションキープすることになりました。序盤の何周かはついて行けたのですが、やはり次第に離されてしまいました。今日の結果でキャシディ選手と同点で最終戦に入ることになりますが、残り2レースしかないので、どちらも勝ってチャンピオンを獲りたいと思います。そのためにも、今日よりもいいスタートを切れるように頑張ります」
■3位:高星 明誠
(B-MAX Racing team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「昨日も決勝ではクルマのポテンシャルをしっかりと出せたと思うのですが、予選順位で前に出られなかったことが結果に響きました。改めて、予選の重要性を痛感しました。昨日はワンチャンスをモノにできずにポジションアップできなかったので、今日はチャンスを逃さずに行くぞと思っていましたが、そのワンチャンスもありませんでした。クルマのポテンシャルが悪くなかったことをポジティブにとらえて菅生に臨みたいと思います。チームとしても菅生は得意としているところなので、2連勝の望みを持って、自分のできることを出し尽くしたいと思います」
■4位:石川 京侍
(TODA FIGHTEX/Car.No2/Dallara F312/TODA TR-F301)
「金曜日の午後にトラブルが出てしまったのですが、チームがしっかりと直してくれて、新品タイヤでのセット確認もできました。それが今回の予選順位につながったのだと思いますし、僕のドライビングもだんだんと良くなってきたことで、クルマのセットアップが順調に進むようになりました。内容的には今シーズンで今日のレースが一番良かったのではと思っています。トップとのタイム差もそれほどなく、自信をつけることができました。菅生はここよりも抜きにくいコースだと思うので、まずは予選でもう少し前を目指します。決勝は、今日のクルマのバランスが良かったので、この感じを思い出して走ればそうそう抜かれることはないと思います」
■9位 (N-1位) 小河 諒
(TOM'S/Car.No38/KeePer TOM'S F306/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「今日はスタートで抜かれることなくポール・トゥ・ウインを決めることができました。2周目くらいまではチャンピオンクラスのマシンのすぐ後ろで走れていたのですが、3周目ぐらいからはだんだんと離されてしまい、最後はホームストレートで姿が見えるかどうかというところまで差が開いてしまいました。それについては残念です。菅生はもっとチャンスがあるのではと思うので、1台でも上のクラスを抜けるように頑張ります」
■10位 (N-2位) 三浦 愛
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「私のスタートも悪くはなかったと思うのですが、小河選手もいいスタートを切ったので抜けませんでした。昨日良くなかったところを改善するように心がけて走っていましたが、途中で雨が降ってきたときに気持ちに迷いというか焦りが生まれてしまい、攻めきれなかったところが今日の反省点です。菅生は正直に言うとあまり得意ではありませんが、シーズンが終わるまでに小河選手の連勝を止められるよう、何とか勝てるように頑張ります」
■11位 (N-3位) DRAGON
(B-Max Racing team/Car.No30/B-MAX RACING F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「前半10周目ぐらいまではなんとかついて行けたのですが、残りは体力的にきつかったこともあり、前とも後ろともギャップが開いていたのでポジションをキープすることを意識しながら走りました。残りは2戦になってしまいましたが、菅生は得意としているサーキットですし、より上位を勝ち獲れるよう高いモチベーションを持って臨みたいと思います」