クラフト・バンブー・レーシング、スーパー耐久シリーズ第2ラウンド“制覇”で開幕ラウンドから2連勝

・スーパー耐久シリーズ2026第2ラウンド鈴鹿5時間レースで優勝
・予選でポールポジションを獲得すると、ドライブスルーペナルティーを受けつつも、32秒のリードを築いてトップチェッカー
・クラスランキング首位独走状態で、“大一番”となる次戦富士24時間レースを迎える

 スーパー耐久シリーズ2026年シーズンのST-Xクラスに参戦するクラフト・バンブー・レーシングは、4月18日(土)から4月19日(日)にかけて開催されたスーパー耐久シリーズ2026第2ラウンド鈴鹿5時間レースで優勝を飾りました。開幕ラウンドに続く2連勝を達成し、クラスランキング首位のリードを広げました。

 開幕ラウンドで好成績を収めたチームは、30kgのサクセスウエイトを搭載して鈴鹿サーキットでの第2ラウンドを迎えました。ふたたび太田格之進(日本)、アダリー・フォン(香港)、そしてジンズー・スン(中国)という強力なドライバーラインナップを揃え、土曜日の予選では太田とスンが33号車メルセデスAMG GT3を駆りポールポジションを獲得。5時間レースに向けて、最高のスターティングポジションを手にしました。

 日曜日の決勝レースでは太田がスタートドライバーを務め、序盤のスティントで大きなリードを構築。続いてステアリングを握ったスンも安定した走りでレースをコントロールしました。さらにスンからバトンを受けたフォンは、ピットストップの間に首位へ浮上した31号車レクサスRC F GT3をすぐに抜き返し、再び33号車をトップへと導きました。

 しかし順風満帆なレース運びとはいかず、クラフト・バンブー・レーシングはレース中のピットレーン速度超過違反により、ドライブスルーペナルティを科されました。チームはこのペナルティを消化したことによって一時は首位から30秒差の3番手に後退しました。

 それでもチームは攻勢を緩めず、粘り強い走りを見せたフォンが決定的なオーバーテイクを決めて2番手に浮上。首位との差を着実に縮めていきました。31号車レクサスがピットへ向かった時点で、2台の差はわずか15秒。フォンが力強い走りでギャップを詰め、チームも素早いピットストップで太田を最終スティントへ送り出したことで、31号車の直前でコースへ復帰し、ふたたび首位に立ちました。

 ピットアウト直後、太田は十分に温まっていないタイヤで背後に迫る31号車を2周にわたって抑え切ると、その後は後続との差を着実に広げ、最終的には32秒差を築いて今季2勝目を挙げました。次戦は、6月5日から6月7日にかけて開催される第3ラウンド富士24時間レースです。ST-Xクラスタイトルを見据えるクラフト・バンブー・レーシングは、クラスランキング首位でこの重要な一戦に挑みます。

Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3
2026スーパー耐久第2戦鈴鹿 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(ジンズー・スン/太田格之進/アダリー・フォン)

田口了玄(クラフト・バンブー・レーシング チームマネージャー)

「スーパー耐久シリーズ第2戦鈴鹿大会は決して簡単な週末ではありませんでしたが、そのなかでチームの強さを示すことができたと思います。週末を通してさまざまな課題に直面しながらも、予選ではポールポジションを獲得し、決勝でもふたたび勝利を収めることができました。鈴鹿のようにオーバーテイクが容易ではないコースにおいて、ドライバーとチーム全体が最後まで集中を切らさず、あらゆるチャンスを最大限に生かしてくれました。プレッシャーのかかるなかで、チームとドライバーが今回も素晴らしいパフォーマンスと遂行力を発揮してくれたことに感謝したいと思います。今回の結果は、次戦の富士24時間に向けてこの良い流れを継続していくうえでも非常に大きなものになったと思います」

太田格之進

「今週はサクセスウエイトも一番重いなかでの戦いだったので、簡単なものではありませんでした。練習走行では最適なバランスを見つけるのに苦労しましたし、西コースの新しい路面に対応するためにセットアップの変更も必要でした。しかしエンジニア陣が完璧な仕事をしてくれたおかげで、予選、そして決勝で素晴らしいペースを示すことができましたし、何よりも練習でのクラッシュから完璧に車を直してくれたメカニックが今回のヒーローだと思います。次戦はもっと重いなかでの戦いになりますが、引き続きCBRのチームワークで勝利を目指します」

アダリー・フォン

「まさに夢が叶ったような1勝です。このレース週末ではいくつかのトラブルに直面しましたが、チーム全員が知識と技術を持ち寄り、30kgというサクセスウエイトというハンデを乗り越えて、表彰台の頂点に立つことができました。完璧な仕事をしてくれたクラフト・バンブー・レーシング、そして絶え間ない努力を惜しまなかったチームメイトたちに感謝します。本当に楽しいレースでした」

ジンズー・スン

「チームメイトやクラフト・バンブー・レーシングとともに、このレースの勝者として表彰台の真ん中に立てたことをとても誇りに思います。チームと応援してくださった皆さまに感謝します。予選でポールポジションを獲得し、素晴らしいスタートを切ることができました。レース中盤にペナルティという壁にも直面し、サクセスウエイトというハンデも抱えていましたが、それらを乗り越えて優勝を勝ち取ることができました」

太田格之進/ジンズー・スン/アダリー・フォン(Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3)
2026スーパー耐久第2戦鈴鹿 優勝を喜ぶ太田格之進/ジンズー・スン/アダリー・フォン(Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3)

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