F1第8戦ヨーロッパGPのフリー走行2回目は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマーク。ザウバーの小林可夢偉は初日17番手となった。

 フリー走行2回目は現地時間の午後2時からスタート。天候は午前の1回目に引き続き曇りで気温26度、路面温度は38度を記録した。

 セッションは、序盤からレッドブルとフェラーリがトップ争いを繰り広げるなか、開始15分過ぎに早くもセバスチャン・ベッテルが1分39台をマーク。2番手にマーク・ウエーバーが続き、フェラーリのアロンソが3番手、フェリペ・マッサも4番手につけ、この上位4台が1分39台でリードする展開となった。

 その後、セッション開始30分を前にウイリアムズのパストール・マルドナドがソフトタイヤに履き替えると、徐々に他のマシンもソフトタイヤで続き、セッション折り返し付近でルノーのニック・ハイドフェルドがトップタイムを更新。そのハイドフェルドをニコ・ロズベルグが上回り、さらにウエーバー、そして最後はベッテルが1分38秒台の前半までタイムを縮めた。

 しかし、残り30分を切ると上位争いにマクラーレン勢も加わり、ルイス・ハミルトンがベッテルのタイムを更新。さらに、そのハミルトンのタイムをアロンソがすぐに塗り替え、続けざまにアタックを見せたアロンソがこのセッション唯一となる1分37秒台をマークした。

 終盤も各車はアタックを続けたが、結局トップのアロンソほか上位のポジションが変わることはなくセッションが終了。4番手以下にミハエル・シューマッハー、マッサ、ジェンソン・バトン、ウエーバー、ニコ・ロズベルグ、ハイドフェルド、ビタリー・ペトロフがつけ、トップ10には5強のマシンが並ぶ結果となっている。

 ザウバーの可夢偉は、ソフトタイヤのアタックで何度もタイヤをロックさせるシーンがあり、僚友セルジオ・ペレスに1.5秒の遅れをとる1分42秒台のタイムで17番手に終わった。

 なお、朝の走行でリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグにマシンを壊されたルーキーのポール・ディ・レスタは終盤になんとかマシンの修復が間に合い7周を走行。その一方で、エンジントラブルに見舞われたトロロッソのハイミ・アルグエルスアリは一度もコースに入ることができなかった。

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