今シーズンの前半戦をさまざまな記録で振り返る「前半戦なんでもランキング」。第4回は11戦分の予選順位を平均化したスーパーグリッドと1周目の順位アップを表すスタートダッシュ率を見てみます。
スーパーグリッドのポールポジションについたのはメルセデスのニコ・ロズベルグです。目下、3戦連続のポールを獲得しているロズベルグはただひとり1点台を記録。フロントロウに並ぶ2番手のダニエル・リカルド以下を大きく引き離すかたちとなっています。
ルイス・ハミルトンはドイツとハンガリーのマシントラブルが響き3番手。その他では、ここ数戦、グリッドポジションの向上が明らかなウイリアムズ勢が6番手と7番手を獲得、後半戦もさらなるパフォーマンスに期待がかかります。
グリッドから1周目の順位変化を表したスタートダッシュ率は、比較的に下位のグリッドにつけるドライバーが上位に並びました。好調ウイリアムズを駆るフェリペ・マッサは最下位という結果ですが、彼は開幕戦でブレーキトラブルのケータハムから追突されたほか、イギリスではキミ・ライコネンのもらい事故で0周リタイア。続くドイツでも1コーナーでケビン・マグヌッセンと絡んで横転するなど、アクシデントへの遭遇率が高いことが分かります。