ザウバーの小林可夢偉が、F1インドGPの予選Q2で17番手に終わったシステムのトラブルについて、当時の状況を詳しく語った。
レース明けの29日、可夢偉は自身の公式サイトでF1インドGPの週末を振り返り、初日からマシンのセットアップに苦戦していたことを明かし、予選までの各セッションでも、毎回違うセッティングをトライしていたとコメントした。
予選の可夢偉はQ1を17番手で突破したものの、Q2ではまったくタイムが奮わず、セッション最下位の17番手で早々と敗退。これについて、可夢偉とチームは予選後のリリースでシステムにトラブルがあったことを明らかにしていた。
可夢偉は、次のようにコメントしている。
「予選に向けても本当にギリギリまで攻めてやっとQ3に行けるかどうかという状況でした。だから僕が燃料の搭載量も1周アタックに決めました。仮に2アタックにすると、1周アタックのあと1周タイヤを休めてその後もう1アタックと、3周分の燃料を積むことになりますから」
「Q2の1回目のアタックを中古のソフトタイヤで走ったんですが、感覚としては週末を通してクルマが一番速く感じて、2回目の新品ソフトのアタックに少し期待が持てたんですが、その時にテレメトリーのシステムに問題が起きてしまいました」
「そのため、チームから僕に最適なKERSのエネルギー回生モードの連絡ができない状態でアタックに入ることになって、ブレーキバランスがおかしいまま1コーナーのブレーキングに入ることになって、思いっきりフロントがロックしてしまったんですが、もう1回アタックする燃料も積んでいないので、残念ですがまともにアタックできず予選が終わりました」
決勝の可夢偉は、後方からのスタートに加え、前を走るトロロッソに行く手を阻まれ、ポイント圏外の14位でフィニッシュ。チームメイトのセルジオ・ペレスもリタイアに終わり、目標のメルセデスに対しポイント差を縮めることはできなかった。
だが可夢偉は、2週連続開催となる今週末のヤス・マリーナには期待が持てるとコメントしている。
「今回ポイントが獲れなかったのは痛いですが、次のアブダビはよく知っているコースだしチャンスはあると思います。とにかく週末を通じてしっかりと戦ってしっかりポイントを獲りたいです」
