ケータハムの小林可夢偉は、第2戦マレーシアGPでは金曜からきちんとプログラムをこなし、決勝でポイントを狙いたいと語った。
開幕戦オーストラリアGPで可夢偉は、金曜フリープラクティスではトラブルのために1周しか走れなかったにもかかわらず、雨がらみの予選でQ2に進出し、15位を獲得した。決勝では14番グリッドからスタートした可夢偉だが、ブレーキトラブルのためにスタート直後の1コーナーでクラッシュし、0周リタイアに終わった。
「第2戦マレーシアは僕らのチームにとっての最初のホームレースです。だからいい週になりそうですね!」と可夢偉は述べている。
「ここでは何度かレースをしたことがあって、2011年にはポイントを獲得しました。今年は1ポイントをかけて戦うことができれば嬉しいですが、オーストラリアの時よりいい週末にするためには、もっといい金曜を過ごす必要があります」
「メルボルンでは予選で巻き返すことができました。それによって僕らの力を少し示すことができたと思います。それでもFP1とFP2できちんと走れなかったために、戦えるチャンスはほとんどありませんでした」
「金曜と土曜にしっかりプログラムをこなせればマシンの真の速さを発揮するチャンスが出てきますし、決勝に向けてしっかり準備を整えることができます」
「オーストラリアではブレーキトラブルの影響でターン1でアクシデントが起きてしまいました。同じブレーキトラブルを再発させないようしっかり対策したいです。あのトラブルがなければ、強力なレースができたと思います。真の競争力を発揮するチャンスを得られるよう、全力で作業にあたるつもりです」
チームのホームレースとあって、グランプリ前の火曜、水曜はイベントで忙しく過ごすことになるが、ファンと触れ合う機会があるのが楽しみだと可夢偉は述べた。
「今週末はレース以外の部分でも忙しくなりそうです。火曜日はセパンでルノーのイベントに出席しますし、水曜日はスポンサーやファンと顔を合わせるイベントの予定がびっしり詰まっています。水曜14時ごろからはクアラルンプールのパビリオン・ショッピングセンターでファンと会う予定になっているので、その時クアラルンプールにいる人には来てほしいですね!」
「水曜午後にはエアアジアの本社に行ってスタッフと会う予定もあります。トニー(・フェルナンデス)の別のチームが仕事をしているところが見られるのが楽しみです!」