2012年F1ベルギーGPの日曜決勝で、ザウバーの小林可夢偉は13位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 決勝=13位
予選ですごくいい結果を出したというのに、最悪のレースになった。スタート後、僕の方に一台のマシンが飛んできた。僕には何もできることはなかった。マシンの修理のために一度ピットに入り、7周後、スローパンクチャーのためにまたピットインした。レース中は、マシンダメージの程度が分からなかったが、コクピットにタイヤの跡がついているのは見えていた。レース後、パルクフェルメでマシンを見て、自分がこれほど遅かった理由が分かった。サイドポッドなどボディワークの一部が破損していたんだ。スタート前、僕のクルマからスモークが出ていて、注目が集まったみたいだね。あれはブレーキが熱くなりすぎたんだ。それでもそのブレーキでレースを走り切ることができた。予想以上のホイールスピンをした理由は分からないから、それについても調べてみるよ。