2014年F1アブダビGPの日曜決勝で、ケータハムの小林可夢偉はリタイア、ウィル・スティーブンスは17位だった。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 決勝=リタイア
リタイアでシーズンを締めくくることになり、本当に残念です。でもついてないことにこういう結果になりました。マシンにおかしなバイブレーションを感じるようになり、2周ほどすると、走れる状態ではなくなってきました。それでチームは用心のためにリタイアすることに決めたのです。
それまではいいレースをしていました。いいペースを発揮し、楽しんで走っていました。
全体的にとてもポジティブな週末でした。チームの努力は本当に素晴らしかったと思います。楽な状況ではなかったですが、ファンの皆さんが応援し続けてくれたおかげで、僕らはここに来ることができました。ファンの人たちが戦い続けるための後押しをしてくれたんです。
このチームを褒めたたえたいです。シーズンを通して懸命に努力し続けた全員に感謝します。
ウィル・スティーブンス 決勝=17位
レースを完走するという今日の目標を達成することができた。僕にとってもチームにとっても素晴らしいことだし、喜ばしいよ。
オプションタイヤでのファーストスティントではかなり苦労した。フォーメイションラップで温度を保つのが難しく、フロントにかなりグレイニングができてしまった。でもミドルスティントは悪くなかったし、リズムをつかんで走れた。終盤はマシンにいい感触を持つことができた。F1デビュー戦で完走することができて本当に嬉しいよ!
このチームがもう一度レースをするためのチャンスをもたらしてくれたファンの方々に改めて感謝したい。こここそが僕らがいるべき場所なんだ。