2014年F1モナコGPの木曜プラクティスで、ケータハムの小林可夢偉は21位/17位という結果だった。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 フリー走行1=21位/2=17位
FP1で38周を走り、いいプログラムを終えることができました。セッションを通してある程度進歩を図れたと思います。
序盤にはスペイン同様グリップ不足の問題に見舞われましたが、メカニカル上の変更をいくつか施した結果、確実に改善されました。特に高速セクションがよくなったと思います。
最初の2回の走行ではアンダーステアが出ていたのですが、それも多少改善されました。それでもトラクションを向上させ、タイヤの温度をうまく管理するという部分でまだ十分ではなかったので、FP2ではそこを目指し、両方の面で一歩前進することができました。
他のいくつかのチームと同様に、FP2ではドライのラインができてくるまで走行プランを開始しなかったので、プログラムを大幅に縮小せざるを得ませんでした。それでも、インターを履いてコースに出てマシンにダメージを負うリスクを冒すよりは、そうする方が安全だったと思います。理想的な展開ではなかったですが、残り5分の段階でスーパーソフトを装着して出て行き、計測ラップを2周走り、データを集めることができました。これが土曜と日曜に役立つはずです。
このようにFP2は完璧とは言えませんでしたが、それでもかなりポジティブな一日だったと思います。スペインでのテストで学んだたくさんのことをここで活用しましたし、さらにこれを土曜日には実践に移せるはずです。