ザウバーの小林可夢偉が、14位に終わったF1シンガポールGPのレースウイークを振り返った。

 可夢偉は、初日のフリー走行について、全体的な流れは悪くなかったと語り、「ここ最近ちょっと流れが悪いので確実にポイントを獲ることが大事に心がけていた」という。

「金曜から土曜にかけてセッティングを変えたんですけど、予選前のフリー走行の間に結局どんどん戻していって、金曜のセッティングが一番良かったです」

「予選は完全に僕のミスです。あのときはQ1で使った中古のオプションタイヤで、2セット目の新品タイヤを入れる前だったから、もうちょっと試してみようと思っていったのがダメでした。調子がよかっただけにチームにも本当に申し訳なかったです。とにかく決勝でなんとか取り戻そうと思ったんですけど、それもうまくいきませんでした」

 決勝はトラフィックとセーフティカーの影響で14位に終わった可夢偉だが、レース後にチームからある説明を受けたとコメントしている。

「僕としてはレースのメインタイヤはプライムで、それでスタートして序盤はソフトタイヤを履いたクルマについていけていた。できればなんとかトラフィックから抜け出せていたらよかったんですけど、セーフティカーが入って今度は戦略がうまくいかなかった」

「レースは最後までよくわからないまま終わってしまったんですけど、レース後のミーティングでセーフティーカーが入ったときに、ベッテルの位置を見失っていたとの説明がありました。同じタイミングで入ってしまったので周回遅れを取り戻せなかったし。ただ今週末は僕が予選を失敗している責任もありますから、とにかく次の鈴鹿では週末を通して普通に過ごせれば大丈夫です」

「僕もチームも楽しみにアップデートが入るし、僕自身なんとか去年以上の結果を出してファンのみなさまの期待に応えたいし、うまく終盤戦に弾みをつけたいと思います。みなさま応援よろしくお願いいたします」

(コメントは小林可夢偉公式サイト内「KAMUI'S REPORT」より引用)

■小林可夢偉 公式ウェブサイト

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