F1第5戦スペインGPのフリー走行2回目は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマーク。ザウバーの小林可夢偉は9番手で初日を終えた。

 現地時間午後2時から始まったフリー走行2回目の天候は、1回目に引き続き青空が広がり気温は22度まで上昇、路面温度も34度を記録した。
 そんななか、セッションは序盤から各車とも早々とコースに向かい、まずはフェラーリのフェルナンド・アロンソが1分25秒台のタイムでトップに浮上。その後、マクラーレンのルイス・ハミルトンがアロンソのタイムを更新する。

 こうして序盤はハミルトン、アロンソ、そしてジェンソン・バトンの3人が上位を形成する。しかし一方で、開始25分過ぎにはウイリアムズのパストール・マルドナドが早くもソフトタイヤに履き替え、3番手タイムを記録。また、開始から30分過ぎにはルノーのビタリー・ペトロフも同じソフトタイヤで1分24秒台までタイムを縮めてきた。

 だがセッションが折り返しを迎えると、序盤はロングランに徹していたレッドブル勢がソフトタイヤを投入し、大幅にタイムをアップ。まずは、セバスチャン・ベッテルがライバルを大きく引き離す1分22秒台をマークすると、直後にチームメイトのウエーバーが1分22秒470をマークし、ベッテルのタイムをさらに上回ってくる。
 
 一方でライバル勢は、マクラーレンのハミルトンがレッドブル2台の間に割って入る2番手タイムを記録。ジェンソン・バトンは4番手、フェラーリはアロンソが5番手につけ、以下メルセデスの2台にフェリペ・マッサ、そしてザウバーの可夢偉が9番手で続いていく。

 その後セッション終盤も、ほぼ全車がソフトタイヤで走行を重ねていくが、多くはロングランやセットアップ作業に取り組み、上位のポジションは変動がないまま90分のセッションは終了。結果、ウエーバーが初日のセッションをいずれもトップで終えるかたちとなった。

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