F1合同テストで連日多くの観客を集めているバレンシアのリカルドトルモ・サーキットが、今回のチケットセールスの一部をハイチ大地震の被災者復旧支援に寄付すると発表した。
リカルドトルモ・サーキットのジュリオ・ガルシア会長はこの発表のなかで、「バレンシアのチケットを購入するファンの方々は、悲劇の後に成される人道的支援に協力することになるだろう」とコメントしている。
テストは一般のファンに有料で開放されており、チケッット価格は5〜25ユーロ、日本円で630円から3120円とグランプリ開催時の料金と比べ破格の設定となっている。またフェラーリ、マクラーレン、ルノー、ウイリアムズ、BMWザウバー、トロロッソ、そしてミハエル・シューマッハーが加わった新生メルセデスGPという豪華7チームの参加も追い風となり、グランドスタンド付近は混み合うほどの過熱ぶりを見せている。
