メルセデスとピレリが行ったタイヤテストに関して現在行われている国際法廷審問において、FIAはメルセデスが2013年のクルマを走らせることを許可してはいないと主張した。

 スペインGP後にメルセデスがピレリのタイヤテストで今季型マシンを走らせ、これが規則違反であるとして、国際法廷にこの件が委ねられた。

 メルセデスはFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングから許可を受けたと主張しており、それが事実かどうかにも調査の焦点が置かれるとされてきた。

 20日午前9時30分からパリで行われている審問においてFIAの代理人であるマーク・ハワード弁護士は、ホワイティングとメルセデスのチームプリンシパルのロス・ブラウンが2013年型マシンでのテストの可能性について話をしたことは確かだが、ホワイティングの発言は個人的な見解にすぎず、FIAは許可を与えていないと主張した。

「ホワイティングが承認したかどうかは関係ない。世界モータースポーツ評議会が(規則変更を)認めない限り、第22条に基づきテストは違反であるからだ」とハワード弁護士。

 ハワード弁護士によると、まず5月2日にメルセデスのチームマネージャーであるロン・メドーズがホワイティングに電話をし、2013年型マシンを走らせる可能性について問い合わせ、それに続きその日のうちにブラウンも話をしたという。

 ホワイティングは2013年型マシンの使用が許されるかどうかについての“一般的な質問”を受け、ピレリのタイヤテストが目的であれば認められるかもしれないのでチェックすると最初に答えたと、ハワード弁護士は述べている。
 ホワイティングは翌日FIAの弁護士にEメールで問い合わせ、ピレリが全チームを招待しそれを証明した場合には可能であろうとの答えを得た。

 ハワード弁護士は、ホワイティングはFIAの法的立場についてブラウンに伝えたものの、それはFIAからの同意ではなく、あくまでホワイティングとFIA弁護士の解釈であると主張している。
「このやりとりはFIAによる同意には当たらない。ホワイティングとバーナード(FIA弁護士)の22条に対する解釈にすぎない」

 また、ホワイティングとメルセデス側のやりとりの後、他のチームは現行マシンでのテストに招待されてはいないと、FIAは述べている。

 国際法廷審問は現在も続いている。

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