岡山国際サーキットで開催されたスーパー耐久シリーズ第5戦。雨の影響で刻々と変わるコースコンディションを制し、28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)が第2戦以来となる勝利を挙げた。
台風接近の影響でコンディションは大荒れの岡山国際サーキットだったが、予選セッション中はドライコンディションが保たれた。28号車の片岡がレコードタイムを更新するも、ポールポジションは前戦に引き続き81号車GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)が獲得。
1日に迎えた決勝レース。スタート直前から雨が強さを増す中、81号車がトップで1コーナーに進入。ウエットコンディションの中リードを広げる。しかし雨の中81号車に迫ったのは、ライバルのGT3勢ではなくST-2クラスの20号車RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)だった。
GT3勢を一気に交わしトップに出た20号車は、セーフティカーが8周目に入るとピットイン。再び81号車がトップに立つが、最初のピットインでピットロードの信号無視によりペナルティが科され後退する。
中盤に入ると雨が弱まりGT3勢が勢いを取り戻す。29周目にトップに立ったのは28号車。片岡からハイルマンに代わっても安定した走りを披露する。残り1時間を切ると、再び天候は変化し2度のセーフティカーが入るも、28号車はリードを守り第2戦以来の勝利を挙げた。
2位には終盤28号車に迫った24号車スリーボンド日産自動車学校GT-R。佐々木大樹が猛追するもハイルマンを捕えられず2位。3位には1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)が入った。
9号車Faust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂/山野直也組)の1台のみのエントリーとなったST-1クラス。予選からマシントラブルに見舞われるも総合17位で完走を果たし、早くもクラスチャンピオンを決定した。
序盤は総合トップ争いも繰り広げたST-2クラス。20号車RSオガワADVANランサーがピットに入り、トップに立った6号車新菱オート☆DIXCELエボIXだったが、最後のピット作業の間に再び20号車がトップを奪い取り、今季初優勝を飾った。
ST-3クラスは、ポールを獲得した34号車assetテクノZ34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)が、ここまで連勝を続け、勝てばクラスチャンピオン獲得の可能性もあった80号車PETRONAS TWS GS350を10秒差で抑え初勝利を挙げる。
ポールの95号車リジカラS2000がスタート直後にスピンを喫したST-4クラスは、目まぐるしくトップが変わる混戦模様に。終盤セーフティカーが入る中、トップに立ったのは86号車GAZOO Racing TOYOTA 86(影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥組)。93号車SKR ENGINEERING S2000と52号車埼玉トヨペットGB with Revoを振り切り、念願の初優勝を遂げた。
ST-5クラスは、ポールの19号車BRP☆HYPER ECU C72制動屋J’S(奥村浩一/古宮正信/松田智也組)がトップを守り今季2勝目を挙げた。
