いよいよ日本国内でもスーパーGT、スーパーフォーミュラという国内トップカテゴリーが開幕に近づいているが、富士スピードウェイでは3月19日〜20日に全日本選手権スーパーフォーミュラの第3回公式合同テストが、3月23日〜24日にはスーパーGTの合同テストが開催される。
今季はスーパーGT500クラス、スーパーフォーミュラともに規定が変更され、ニューマシンが投入される年。これまで富士ではGT500クラスの3メーカーが開発テストを行ったり、昨年12月にはスーパーフォーミュラのテストも開催されたが、雪が降ったりSF14は2台のみだったりと、ファンにとっては14年マシンの走りを見るチャンスは富士ではあまり機会がなかった。
そんな14年型マシンの富士での走りを開幕前に目にする絶好の機会が、3月19日(水)〜20日(木)のSF公式合同テスト、そして3月23日(日)〜24日(月)のスーパーGT合同テストだ。SFテストは公式テストであるため、今季参戦する全車が参加するはず。また、スーパーGT合同テストは公式テストではないが、富士スピードウェイによれば29台という多くの車両が参加する予定だという。
しかも、このふたつのテストは休みをとって行くに値するイベントが多数用意されているほか、入場料も格安だ。テストの入場料は大人1,000円、高校生700円、地元小山町、御殿場市、裾野市在住の方や、保護者同伴の中学生以下は無料。また、この日はパドックフリーとなっており、テスト中にピット内からピットレーンの様子をうかがうことができる激感エリアが設置されるほか、先着順でコース脇のサービスロードを走り、コース脇からSF14、スーパーGTマシンの迫力を体感できる『エキサイティングシャトルツアー』が実施される。
その他にも、両テストともお昼時にはレーシングカーを間近で見られるピットロード解放が行われるほか、マイカーでレーシングコースを3周できる体験走行(2,000円/1台、ライセンス不要)が実施されるなど、イベントが満載だ。SF、SGTでイベントの詳細は若干異なるので、詳細は富士スピードウェイホームページ(http://www.fsw.tv)にてチェックを。
鈴鹿では2月27日〜28日のSGTテスト、3月3日〜4日にSFテストが行われ、どちらのカテゴリーでも驚異的なタイムがマークされており、見た目のスピードもこれまで以上の迫力だ。富士ではいったいどれほどのタイムが出るのだろうか? シーズン開幕まで待てない関東・東海地方のファンはぜひチェックを!