スーパーGT500クラスで2002年、06年、09年と3度のチャンピオンを獲得した経験を持つ脇阪寿一が今季、LEXUS TEAM KRAFTに移籍することが正式に発表された。5年間を過ごしたトムスから移籍し、大幅に改められた体制で臨む寿一は「僕自身も新鮮な気持ち」と開幕に向けた意気込みを語っている。

 寿一は1998年に当時のJGTCにデビューし、TAKATA童夢NSX、エッソウルトラフロースープラをドライブし、06年にトムスに移籍。寿一にとっては4回目の移籍となるが、「心機一転新たなスタートを切る事になりました。パートナーもアンドレ・クート選手になり、チームのスタッフも変わり、いろいろな事が今までとは変わりますが、それによって僕自身も新鮮な気持ちになることができ、開幕戦が今から非常に楽しみです」と寿一はプレスリリースの中で今の心境を語る。

「自分にとって大きな節目となる今シーズン、最高の結果を得るべくチーム一丸となって常にベスト尽くして参りますので、ご声援の程、宜しくお願い致します」

 新たに寿一のチームメイトには、04年から長年サードで活躍してきたクートが移籍。昨年は愛息アフォンソ君を亡くすなどつらいシーズンになったが、「引き続きレクサスドライバーとしてスーパーGTに参戦できることを大変に光栄に思っている」と日本で継続して戦えることを喜んでいる様子。

「今季、あらゆる面で成熟したベストパッケージの中でレースに挑むことになり、今から開幕戦が待ち遠しい。そして僕達のターゲット“シリーズチャンピオン”に向けて全力で頑張りたい」

 また、ふたりを支えることになった飯田は「ひさしぶりにGTの現場へ監督として復帰させて頂きます。新たな体制のもと、皆で力を合わせ、戦いへ挑んで行きたい」と意気込みを語る。

「ご協力いただくすべての皆様に『一緒にチームをやって良かった、一緒にこの場にいることが楽しくて仕方ない!』と言って頂けるようなチーム作りを心がけたい」と飯田。過去にはサードの監督も務めた経験もあり、どちらのドライバーとも仕事をしているだけに、心強い支えになるはずだ。

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