インディカー・シリーズ公式サイトは、インディジャパンの終了を伝えるニュースのなかで、将来インディカー・レースを再びツインリンクもてぎで開催することに含みをもたせた。
9日、ツインリンクもてぎを運営するモビリティランドとシリーズ主催団体のインディカーは共同声明を発表し、2012年以降はインディジャパンを開催しないことを明らかにした。
これを受け、インディカー・シリーズの公式サイトも、インディジャパン終了のニュースを「Sayonara, Twin Ring Motegi(サヨナラ、ツインリンクもてぎ)」のタイトルで伝えている。
そのなかで、インディカーのコマーシャル部門を率いるテリー・アングスタッドは次のようなコメントを残している。
「我々はツインリンクもてぎのレースを多いに楽しむとともに、過去8年に渡り素晴らしいイベントを主催してくれたモビリティランドと日本のホンダに感謝を申し上げたい」
「お互いのビジネスが別々の道を歩むことにはなったが、将来このトラックでイベントを開催することに関しては今後もドアをオープンにしておくつもりだ」
2011年以降のインディジャパン中止を発表したモビリティランドの大島裕志取締役社長は、昨今の経済環境の中でインディカー・シリーズを招致し継続して開催することは事業として極めて困難であると、今回の決断に至った理由を明らかにしている。