シンガポールGPのパドックでは、ザウバーとトロロッソのオーナーが代わるかもしれないとウワサされている。
"Basler Zeitung" 紙は、ザウバーに移籍したニック・ハイドフェルドが短期間でシートを失うとしており、2011年はメキシコ人のセルジオ・ペレスが小林可夢偉のチームメイトになる可能性が高いと報じている。
motorsport.comによれば、テレメックスを通じてペレスをサポートするメキシコの億万長者、カルロス・スリムとスイスのチームは以前からつながりがウワサに上がっており、先日ザウバーは19歳のメキシカン、エスティバン・グティエレスと2011年のテストドライバー契約を結んでいる。
一方、あるスイス紙はトロロッソのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツもチームを売却したい意向であると伝えている。マテシッツは2006年に4000万ドルでミナルディを買収したが、今やチームの価値は当時の3倍にもなったとし、新たな買い手が現れれば大きな利益になると考えているという。
レポートでは、新たな買い手として、来季のF1参入に失敗したジャック・ビルヌーブとデュランゴのプロジェクトチームが挙げられている。