ロータスF1レーシングは12日、イギリス・ロンドンで新チームとなって最初のマシン、ロータスT127・コスワースを公開した。マシンはロータス伝統のブリティッシュグリーンにペイントされている。
チームプリンシパルのトニー・フェルナンデス、そしてテクニカルディレクターのマイク・ガスコイン、そしてドライバーのヤルノ・トゥルーリ、ヘイキ・コバライネン、ファイラス・ファウジーが出席した発表会。照明にグリーンにイエローのラインが入ったマシンが照らし出され、新生ロータスの初のマシンが姿を現した。
「私は今日、(FIAにエントリーが認められてから)5ヶ月の間に激務をこなしたチームの成果をお披露目することができて誇りに思っている」とトニー・フェルナンデス。
「私と株主たちは、チームの5ヶ月間の成果を前に謙虚にならざるを得ない。ロータスF1レーシングの情熱と挑戦が、短い期間の間にこれほどの美しいマシンを作り出したのだ」
マシンの開発を担当したマイク・ガスコインは、「今、我々はふたつのマイルストーンを経た。ひとつはエントリーが認められること、そして我々のマシンを公開することだ。そして、ここからが本当のスタートなのだ」と語る。
発表されたT127は、他F1チームが発表した今季のトレンドであるバルジフェンスやサイドポンツーン後端の絞り込みは少なく、全体的にコンベンショナルな印象。1960年代のロータスF1を彷彿とさせるブリティッシュグリーンにイエローのラインが施されている。