フロントの旋回性向上を図って改良したフロントウイングを持ち込むチームが多いなか、トロロッソはノーズの形状を変えてきた。

 これまでトロロッソのノーズは、いわゆる「アリクイ」型で、ステーの先からノーズが細くなり、レギュレーションで定められた高さまで緩やかに傾斜し、先端の部分が垂れ下がっていくような形状となっていた。

 鈴鹿に持ち込んだ新ノーズは、ステーまでのノーズ上面の中央のくぼみがより大きくなり、そのぶん先に伸びる細長いノーズがほぼ直線的にレギュレーションで定められた高さまで下がるという形状となっている。さらにノーズの先端部分にレッドブルと酷似する独特な処理を施している点も興味深い。

 予選順位はジャン-エリック・ベルニュ11位(エンジン6基目使用のため20番手スタート)、ダニール・クビアト13位という結果に終わったが、コーナーが連続するセクター1では、2台そろってフェラーリのキミ・ライコネンを上回るスピードを披露。残るシーズン終盤戦に注目したい。

本日のレースクイーン

相沢明日加あいざわあすか
2025年 / スーパーGT
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