2016年シーズンより、3種類から自由に選択できるタイヤの選択肢は、グランプリの2週間前まで機密扱いとなることをピレリが明らかにした。

 12月2日にパリで開かれた世界モータースポーツ評議会において、FIAは2016年にタイヤの選択肢の自由度を広げることを確認。ウルトラソフトが新規導入されることよって、ドライ用のコンパウンドは5種類となり、レース週末を前に選ばれるタイヤは現在の2種類から3種類へと増えることになる。

 この3種類の中からチームは2種類をチョイスするが、チーム内での組み合わせにはバリエーションを持たせることが可能だとピレリが明らかにしており、それぞれのドライバーに異なるタイヤを割り当てることもできる。

 さらにチームはピレリが設定した締切までに、レース期間中に使用するタイヤを決定しなければならない。まずチームはFIAにタイヤの選択肢を伝え、これをFIAがピレリに通達することで、ピレリは製造するタイヤのコンパウンドとセット数を把握できる。それぞれのマシンが、どのタイヤを選択したかについてはレース開催2週間前まで機密扱いとなる。またチームからの通達が締切に間に合わなかった場合は、FIAが代理でタイヤ選択をすることになる。

 タイヤ選択が決定したあとは、現在と同様にFIAがタイヤをバーコードで管理し、ランダムに割り当てられる。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円