FIAは10日、来季からF3のいくつかのレースに冠をかける『F3インターナショナル・トロフィー』を実施すると発表した。このイベントには、F3で争われるレースとしては伝統的なマカオやポーなどが含まれている。
このシリーズは、それぞれの各国F3選手権に参戦したまま参加することができ、F1と同様のポイントが割り振られ、年間のランキングトップ3には、F2と同様F1をドライブするためのスーパーライセンスが発給されるという。
シリーズは全6戦で、現在ホッケンハイムのレースが未定となっているが、それ以外は現在のところ5月のポーを皮切りに7月のスパ24時間と併催のレース、かつて“マールボロ・マスターズ”として知られたザントフールトでのマスターズと続く。
また、11月には連戦でマカオ・グランプリ、そして今年は中止となった韓国・ヨンナムでのレースが行われる予定だ。