英AUTOSPORTが入手している情報をまとめ、現在検討されている2016年F1カレンダー案の予想を行った。4月から11月のシーズンにアゼルバイジャンが加わった21戦が配置されている。
メルボルンのオーストラリアGP主催者は、同GPが2016年開幕戦を務め、決勝日は4月3日であることを発表した。その際、来季F1シーズンは4月から11月までの間に短縮される予定であることが明らかになり、カレンダーが大きく変更され、過密スケジュールになることが予想された。
英AUTOSPORTが情報に基づいて作成した予想カレンダーでは、新たに加わるアゼルバイジャン バクーでのヨーロッパGPが7月に開催され、ロシアGPが秋から5月に、マレーシアが春から9月に移動している。
短縮された期間の中で開催数を増やすため、2週連続開催が増えており(オーストラリアと中国、バーレーンとロシア、イギリスとオーストリア、ドイツとハンガリー、ベルギーとイタリア、シンガポールとマレーシア、アメリカとメキシコ)、8月にも2戦が行われ、夏休みが短くなっている。
なお、日本GPは10月に戻るとの予想がなされている。
暫定カレンダーはまだ発表されておらず、5月14日のF1ストラテジーグループ会合で協議され、その後何度か検討された後、12月にFIAの承認を得て正式なカレンダーが決定する見込みだ。