スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎでGT500クラスのチャンピオンを獲得したS Road MOLA GT-Rの柳田真孝、ロニー・クインタレッリのふたりが、レースについて語った。
2011年GT500チャンピオン
S Road MOLA GT-R
柳田真孝
「シリーズチャンピオンを獲れたことがまだ実感できない状況なのですが、まずはチームメイトのロニーと、大駅監督はじめチームスタッフのみんな、そしてサポートし続けてくれたエスロードの安田社長、そして大応援団のファンの皆さんにお礼が言いたいです。去年、この場所でGT300のチャンピオンを獲って、今年はこうしてGT500のチャンピオンだということが信じられません。今シーズン、初めてこのチームがGT500に参戦することになって、正直不安はありましたし、そう簡単に行くものではないと思っていました。結果には残りませんでしたが、開幕戦では予選ポジションも良かったですし、その後、菅生で優勝できたことが僕自身としても大きかったですね。セパンから3戦連続で表彰台に上がれたということが大きかったのだと思います。GT500のチャンピオンを獲るためにはすべてがうまくいかないと獲れないものだと思いますし、僕にとっては間違いなく大きなステップになると思います」
ロニー・クインタレッリ
「2004年に全日本F3でチャンピオンを獲ったのが最後なので、こうして7年ぶりにチャンピオンを獲ることができて、本当にうれしいです。今シーズンは素晴らしいシーズンでした。上位には行けるとは思っていましたが、チャンピオンが獲れるとは思っていませんでした。プレシーズンの岡山でのテストで最初にコースインした時にクルマの調子がすごく良くて、その時にすごく自信がわきました。チームのスタッフとのコミュニケーションも、今までずっと一緒に戦っていたようにできました。シーズン最初から速さはありましたが、第2戦までは結果が残せず、その後夏場のレースで3戦連続で表彰台に立てて、頑張ればチャンスがあるかなと思いました。2008年に日産に移籍したのですが、今年この素晴らしいパッケージでチャンピオンを獲ることができて、すごくうれしいです。いいパッケージがあれば、こうしてチャンピオンを獲ることができるということを証明できたんじゃないかと思うし、これで今年のシーズンオフは楽な気持ちで迎えることができるんじゃないかと思います」
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