日曜日のレッドブルリンクは時折、灰色の雲が上空を覆うものの土曜日のような雨が降ることもなく、サポートレースはドライコンディションで行われている。午前11時時点での気温は13℃、路面温度は31℃。コンディションも土曜日のフリー走行3回目開始時点よりも温かくなっている。
昨年は11年ぶりのF1復活ということもあって、日曜日には9万5000人の観客でサーキットが埋め尽くされたが、今年は土曜日の段階で3万5000人と昨年の9万人を大きく下回っており、決勝日の観客数は5万人前後になるとみられている。
昨年の決勝レースで上位勢は軒並み2ストップ作戦を採ったが、その理由をピレリのマリオ・イゾラ レーシングマネージャーは「確かに2ストップのほうが1ストップよりも理論上は速いが、最大の理由はロングランで速かった2列目スタートのメルセデスがアンダーカットを行って、ウイリアムズを逆転するためだったのではないか」と分析。つまり、ロングランでも速いメルセデスがフロントロウを独占した今年は「1ストップ作戦が主流になるだろう」と予測する。
「今年のフリー走行の結果から、2ストップのほうが1ストップよりも約6秒速くフィニッシュするという計算結果が出ている。だが、これはあくまでトラフィックに引っかからなかった場合。1周が短いレッドブルリンクでは、すぐに周回遅れに出くわすため1ストップのほうが安全だろう」とイゾラは言う。
なお、今回のオーストリアGPではパワーユニットやギヤボックスを交換したドライバーが多く、予選順位からスターティンググリッドが大きく入れ替わっている。ペナルティを受けたのはレッドブル勢とマクラーレン勢の4人。ダニール・クビアトが15番手、ダニエル・リカルドが18番手、フェルナンド・アロンソが19番手、ジェンソン・バトンは20番手となっている。さらにペナルティをグリッド降格で消化しきれなかったリカルド、アロンソ、バトンはレース中にペナルティを受ける。リカルドは5秒ストップ、アロンソは3周目までにドライブスルー、バトンは3周目までに10秒ストップ&ゴーが科される。
気になる天気予報は、レース開始時の午後2時は20%となっている。
