インディカーの公式テストに参加している佐藤琢磨が、ロータスカラーのマシンに「Pray for JAPAN」のロゴを掲げ、母国の被災者にメッセージを送った。
公式テスト2日目の15日、バーバー・モータースポーツパークに現れた琢磨は、自らのマシンとヘルメットに「Pray for JAPAN」のロゴを掲げテストに臨んだ。
「震災から数日が経ちましたが、時々刻々と現地からの状況が伝えられるにつれ、計り知れないあまりの被害の大きさに言葉が見つかりません…」と琢磨はこの日付けのオフィシャルブログでそう綴っている。
「本日もまた大きな地震があったと聞きました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます」
琢磨は、日本人である自分のもとには多くの人々が心配の声を寄せてくれたとコメントしており、さらに仲間のドライバーからも協力の返事をもらっていると明かしている。
「こちらでは多くの人が僕を訪れて日本の安否を気づかってくれます。すれ違うすべての人からもたくさんの心配の声を掛けて頂きました。本当に胸が張り裂けそうな思いです」
「本日のテストで車体とヘルメットにメッセージを入れました。一人でも多くの皆様が無事でいられますように心から祈っています」
「僕自身も微力ながら最大限のサポートをしていきたいです。リーグ、全員のドライバーから協力してもらえる返事を頂きました。アメリカからみんな応援しています」
「皆さん、不安で辛い毎日が続いていると思いますが、日本から遠く離れていても僕の気持ちは皆さんと一緒です。心をひとつにして、希望を持って共にがんばっていきましょう!!(コメントは佐藤琢磨公式サイト内ブログより引用)」