レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、アブダビGPの決勝をチームのピットウォールで見守ったセバスチャン・ベッテルについて、真のチームプレーヤーだと評価している。
予選で年間最多タイとなるシーズン14回目のポールを獲得したベッテルだが、決勝ではスタート直後にパンクに見舞われ、1周も走れずにリタイアを喫した。
こうした場合、ドライバーはチームのガレージから早々と姿を消してしまうことが多いが、この日のベッテルはレーシングスーツのままピットウォールに残り、レースの行方をスタッフと共に見守った。
「彼がどういう男かを表している。彼は、あらゆる情報を吸収しようとする“スポンジ”のようだよ」とホーナーは語っている。
ベッテルは、自身の経験から得た利益をチームメイトに提供する機会を持ち、さらにピットウォールがどのようなものかを経験した。そして、チームがレース中にどのように決定を下すかを知ることができた。
「そうしたことにおいて彼はスポンジのようなんだ」とホーナーは続けた。
「彼は、自分がアドバイスや援助をできる存在であると理解し、それらを提供することを望んだ。自身の経験から感じたことがチームの利益になると考えたんだ」
「ピットウォールでどのような作業が行われるかを確かめ、戦略がどのように決定されていくか興味を持って聞いていたよ」
「(リタイアに)もちろん彼は失望していた。しかし、急いでサーキットを後にするようなことはしなかった」
「彼は、チームを支援するとともに、自分のチームメイトをサポートするよう努めていたんだ」
