デイ2のSSは合計8本。直角コーナーが数多く出現するコース設定だ。滑りやすいコンクリートの路面とヒンケルシュタインと呼ばれる巨大な置き石がステージの難易度を高める。

 トップ争いは1位セバスチャン・ローブと2位セバスチャン・オジエの一騎打ちとなるが、SS8でオジエにポジションキープのチームオーダーが発令。サービスをはさんで始まったSS11ではオジエが首位ローブとの差をわずか1.3秒に縮めたが、シトロエンはチームオーダーを公表。SS13を終えてローブとオジエとの差は3.8秒に拡大した。

 デイ2最後のSS14、ダニ・ソルドが2番手タイムを刻み観客を驚かせたが、それ以上の驚きは首位を走行していたローブのパンクだった。これで首位オジエに1分11秒3遅れの2位に転落。チームは最終日オジエの勝利を優先する可能性が高く、ローブのドイツ9連覇はかなり難しくなった。

 3位以下の争いは、SS10でのミッコ・ヒルボネンのパンクによりソルドが3位浮上。2位ローブとは58.9秒差だ。その33.1秒後方にヒルボネン、そこから49秒9遅れで5位クリス・ミークが続く。

 ペター・ソルベルグはトップから3分42秒3と大きく遅れて6位。パンクとエンジンパワー不足、ギヤ比のミスマッチなど散々な1日となった。キミ・ライコネンはヘニング・ソルベルグをかわして7位にまでポジションをアップしている。

ラリードイツ【SS14後暫定総合】
1:S.オジエ\t2:44:43.2  
2:S.ローブ\t+1:11.3  
3:D.ソルド\t+2:10.2  
4:M.ヒルボネン\t+2:43.3  
5:K.ミーク\t+3:33.2  
6:P.ソルベルグ\t+3:42.3

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