2014 イギリスグランプリ 予選

終始不安定な天候の下で行われた予選
全種類のタイヤ(フルウェット、インターミディエイト、ハード、ミディアム)が使用された
多様な戦略が可能となる中、2ストップが主流に

2014年7月5日、シルバーストン
メルセデスのニコ・ロズベルグが、P Zeroホワイト・ミディアムタイヤを使用して、イギリスグランプリ予選でポールポジションを獲得しました。シルバーストンで行われるイギリスグランプリ用として、P Zeroオレンジ・ハードとPZeroホワイト・ミディアムタイヤが選択されています。しかし、本日の主役は、ドライとウェットが混在するコンディションとなった予選で最も多用されたCinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤでした。天候状態によって、ハード、ミディアム、インターミディエイト、フルウェットの全種類のタイヤが予選中に使用されました。

ロズベルグは、絶えず変化するコンディションを完璧に判断し、セッション終盤に乾いていく路面のアドバンテージを活かし、レッドブルのセバスチャン・ベッテルに1.6秒の大差をつけるポールポジションを獲得しました。

前夜から降り続いた雨のため、予選はウェットコンディションでスタートしました。したがって、Q1では全てのマシンがインターミディエイトタイヤを装着し、コンディションの悪化に備えてバンカーラップの計測を行いました。その後、ドライラインが形成されると、全ドライバーがミディアムタイヤへ交換しました。さらにその後、再び雨が降り始めました。

後続のセッションも同様の状況となりました。Q2では全ドライバーがインターミディエイトでセッションを開始し、セッション終盤にミディアムタイヤへ交換しました。劇的な展開が見られたQ3でも同じパターンが繰り返されました。ドライバーがミディアムタイヤを使用した時点でも路面は完全なドライではありませんでした。しかし、ミディアムコンパウンドによるロズベルグのタイムは、金曜日に完全ドライで計測された自身のタイムより、わずか1秒遅いものでした。

午前中に行われた最終フリー走行(FP3)も冷涼なウェットコンディションで行われ、1時間のセッション中も雨が降り続けました。ベッテルが、チームメイトのダニエル・リカルドを抑えてセッション最速タイムを記録しました。両者ともにインターミディエイトタイヤによるタイムでした。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「一日を通してドライとウェットが混在するコンディションの下で、非常に複雑な予選のセッションとなり、絶えず変化するクロスオーバーポイントやグリップレベルの判断が極めて重要になりました。このため、予選での順位にも終始サプライズがありました。非常に興味深いスターティンググリッドの並びとなった決勝においても2ストップになると予想しています」

ピレリの戦略予測:
52周で争われるイギリスグランプリでは、理論的には2ストップ戦略が最速です。しかし、下位グリッドからスタートするドライバーたちが何か異なる戦略を試みる場合には、1ストッパーが登場する可能性もあります。我々が予測する最速戦略は、下記の2ストップ戦略です:
ミディアムでスタート、23周でミディアムへ、45周でハードへ交換。
3ストップのスプリント戦略も機能すると予測します:
ミディアムでスタート、18周でミディアムへ、34周でミディアムへ、51周でハードへ交換。
しかし、3ストップ戦略は、レース終盤にトラフィックに巻き込まれる可能性があります。

FP3のラップタイム上位:
ベッテル/1分52秒522/インターミディエイト
リカルド/1分52秒631/インターミディエイト
マルドナード/1分53秒044/インターミディエイト

トップ10ドライバーの使用タイヤ:
ロズベルグ/1分35秒766/ミディアム
ベッテル/1分37秒386/ミディアム
バトン/1分38秒200/ミディアム
ヒュルケンベルグ/1分38秒329/ミディアム
マグヌッセン/1分38秒417/ミディアム
ハミルトン/1分39秒232/ミディアム
ペレス/1分40秒457/ミディアム
リカルド/1分40秒606/ミディアム
クビアト/1分40秒707/ミディアム
ベルニュ/1分40秒855/ミディアム

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