ブラジルのサンパウロ市街地で開催されているIZODインディカー・シリーズ第4戦。ロングビーチで初優勝を遂げた佐藤琢磨(AJフォイト)は、サンパウロでも快走を見せ、トップでファイナルラップを迎えるも、最終ターンでジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)に交わされ2位でレースを終えた。
4日に行われた予選では苦戦し12番手スタートとなった琢磨だったが、決勝レースでは快走を見せ、34周にライアン・ハンター-レイを交わしトップに浮上する。早めのピットストップで他のドライバーとストラテジーを変更した琢磨は、中盤下位に下がるも最後のピットストップを短くし、終盤再びトップに立つ。
ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・レーシング)、そしてヒンチクリフから猛追を受けながらトップを守りファイナルラップを迎えた琢磨だったが、最終ターンでヒンチクリフに交わされ2位でレースを終えた。
2連勝を逃した琢磨だがエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)を交わし日本人初のランキングトップに立った。次戦は、ポイントリーダーとして伝統のインディ500を迎える。