鈴鹿サーキットは1日、モータースポーツファン感謝デーの中で今年開催するレースについての発表を行い、WTCC世界ツーリングカー選手権をフルコースで開催することを明らかにした。
2011年に初開催となったWTCC鈴鹿。昨年までの3年間は東コースが使用されてのレースが展開されてきたが、10月25日~26日に開催される今年は、フルコースで争われることとなった。
今季のWTCCでは、新たな車両規則の導入により性能の向上が図られているほか、大型のバンパーやリヤウイング、ワイドフェンダーやフロントスプリッターなど、外観も変化。セバスチャン・ローブとのイバン・ミューラーを擁したシトロエンの参入などもあり、新たな局面を迎えるWTCCだが、鈴鹿でも昨年までとは違った戦いが展開されることになりそうだ。
また、今年も、スーパー耐久の鈴鹿戦がWTCC鈴鹿と同時開催に。レースフォーマットなどは発表されなかったものの、今年もWTCCと合わせて“ハコレースの祭典”として楽しむことができそうだ。