三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットが、1962年のオープンから、来年2012年で開場50周年を迎える。それを記念して、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、さまざまなイベントを開催していくと明らかにした。

 鈴鹿サーキットは、1962年に日本初の本格的な国際レーシングコースとして、ホンダが建設。翌年には第1回日本グランプリレースが開催され、F1日本グランプリや鈴鹿8耐など、二輪、四輪のビッグレースを開催。世界屈指の名コースとして数多くの名勝負を演出してきたほか、隣接する遊園地“モートピア”では、子どもたちに乗り物を操る喜びを提供。鈴鹿でのレーシングスクールでは国内外で活躍するトップドライバーを輩出するなど、日本のモータースポーツシーンを支えてきた。

 そんな鈴鹿サーキットでは、開場50周年を迎える2012年に、さまざまな記念イベントを行っていく。グランドスタンド裏手、現在カート場や大観覧車があるエリアに、新たに“GPフィールド”を設置。3月3日には、ジュニア用の“コチラレーシングカート”が登場するほか、これまでのレーシングカートを一新し“アドバンスカート”とするほか、7月7日には、モータースポーツを体感できる新しいアトラクションとして“レーシングシアター”を建設するという。

 また、3月3日〜4日のモータースポーツファン感謝デー、そして鈴鹿が開場した9月には“鈴鹿サーキット50thアニバーサリーデー”を開催。また、今年10月のF1日本グランプリでは、開場50周年プレ展示イベントを開催する。

 この開場50周年プレ展示イベントでは、“鈴鹿サーキット開場50周年のあゆみ”“モータースポーツの歴史”“開場50周年記念事業紹介”“日本レース写真家協会(JRPA)40周年展「モータースポーツに魅せられて」”など、多くの展示をGPスクエアの特設会場で開催する予定だ。

 さらに、鈴鹿サーキットでは、開場50周年記念ロゴを一般から募集。コンテストを実施するという。最優秀作品は、F1日本GPを含む各種イベントや、グッズ、マーシャルカーに使用されるとのことだ。審査員はモビリティランドの大島裕志社長、鈴鹿のキャラクターを手がけた手塚プロダクション、そして小林可夢偉が行う。

 モビリティランドの大島社長は、50周年を迎えるにあたり「2012年、国際レーシングコースでのイベントやモートピアにご来場いただくお客様に、鈴鹿サーキットならではの『モータースポーツの楽しさ』をより感じていただける新しいエリアをオープンさせるとともに、さらなる飛躍を目指して様々なイベントを開催し、モビリティを通じた『喜び』『楽しさ』『感動』をお持ち帰りいただけますよう、新しい50年に向けて進んで参ります。開場50周年を迎え、さらに進化する鈴鹿サーキットにご期待ください」とプレスリリースの中で述べている。

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