5日、岡山国際サーキットで8台のスーパーGTマシンが参加し合同テストがスタートした。初日は雨中のテストとなったが、新カラーリングのマシンも走行している。
2月27日〜28日に鈴鹿サーキットで行われた合同テストの後、1週間をおかずスタートした岡山での合同テスト。GT500クラスは6台が参加、GT300クラスは2台が姿をみせた。
GT500クラスの参加車は、ニッサンGT-RニスモGT500が23号車ニスモ、230号車ニッサン開発車両、12号車インパルという3台。レクサス勢は参加せず、ホンダ勢は8号車ARTAが鈴鹿テストでの2回のクラッシュを修復し参加。18号車童夢、そして鈴鹿テストの2日目に火災に見舞われ、新車NSXコンセプト-GTに大きなダメージを受けてしまったNAKAJIMA RACINGは、昨年まで使用されていたHSV-010 GTを岡山に持ち込んだ。
GT300クラスは、これが今季初走行となる65号車(昨年の62からゼッケン変更)LEON RACINGのメルセデスベンツSLS AMG GT3、そして鈴鹿後カラーリングを仕上げてきたMUGEN CR-Z GTという2台が参加した。昨年のGT300チャンピオンマシンであるMUGEN CR-Z GTは、レッド、ゴールド、ブラックの無限カラーはそのままに、カラーリングスキームが新しくなっている。
この日の岡山は朝から雨。9時30分からスタートした午前のセッションはウエットとなった。開始直後の10分、ARTA NSX CONCEPT-GTがリボルバー出口でストップし、赤旗が提示。その後30分ほどで雨量が減り、セッション終了時には雨は止んだ。
午後のセッションは13時30分にスタートしたが、開始30分ほどで再び小雨が舞い始める。しばらくそのままセッションは推移したが、開始1時間頃に230号車GT-Rがストップ。赤旗となった。再開後、雨は止み晴れ間も見え始め、コンディションはドライに転じている。
テストは6日まで行われる予定だ。