全24台が参加して行われた韓国GPの予選Q1は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。BMWザウバーの小林可夢偉は14番手でQ2へ進出、HRTの山本左近は23番手に終わり、Q1で敗退となった。
予選最初のQ1は現地時間の午後2時にスタート。セッション開始時の天候は曇り、気温22度、路面温度は28度のドライコンデションだ。
Q1がスタートすると、ロータスのヘイキ・コバライネンを先頭に続々とマシンがコースイン。レッドブルとマクラーレンも遅れてコースインし、序盤はジェンソン・バトンとロバート・クビカを除く22台が計測ラップを行った。
セッションは各車のタイムが出揃うなか、いち早く1分38秒台をマークしたマクラーレンのハミルトンがトップにつける。ハミルトンは翌周にも自己ベストを塗り替えると、さらに終盤のピットインまでに1分37秒113をマークしていった。
ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソ、マーク・ウエーバー、フェリペ・マッサ、ニコ・ロズベルグのオーダーでセッションは残り5分。
上位6名のなかではアロンソだけが終盤もコースに出ていった。ここではルノーのクビカがロズベルグのタイムを上回って6番手につける。
上位は終盤もハミルトンのタイムが破られることはなく、そのままの順位で終了。
20分のQ1では、フォース・インディアの2台とトロロッソのセバスチャン・ブエミがQ1通過をかけた争いを繰り広げた末、リウッツィがノックアウト。新規チームの6台とともに早くも予選を終えた。