韓国GP決勝のトップ10グリッドを決める予選Q3は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを奪い、今季9度目、通算では14度目となるポールポジションを獲得した。
ポールポジションを決するQ3は、セッション開始直後に5台がコースイン。やや遅れてベッテルも合流するが、メルセデスの2台とフェラーリのフェリペ・マッサはガレージで待機、一発アタックのタイミングを待つ。
1回目のタイムアタックではアロンソが初の1分35秒台でトップに浮上。ベッテル、ルイス・ハミルトン、ロバート・クビカ、マーク・ウエーバー、ルーベンス・バリチェロ、ジェンソン・バトンの8人がタイムを計測し、一旦ピットに戻ってくる。
その8台と入れ替わるように、メルセデスの2台がコースイン。ピットに戻った上位勢も再びコースに向かい、最後のポールポジション争いが繰り広げられた。
セッションも残りわずか、まずはウエーバーが好走を見せるがアロンソには届かず2番手。逆にトップのアロンソが自身のタイムをさらに上回る1分35秒766をマークする。
しかし、最後に渾身のワンアタックを披露したベッテルがアロンソを上回る1分35秒585を叩き出し、ポールポジションを決定づけた。
その後、2周連続のアタックでチェッカーを受けたウエーバーが2番手に飛び込み、最後はレッドブルが日本GPに続く1-2を達成する結果に。
一方、マクラーレン勢は上位の争いには絡めず、ハミルトンの4番手が精一杯。バトンに至ってはロズベルグ、マッサにも上をいかれ、7番手と厳しいポジションに終わっている。