PRESS RELEASE
2011年1月9日

桜井孝太郎選手、ニュージーランド最高峰のレースシリーズ、
『トヨタ・レーシングシリーズ』選手権に、日本人初の参戦が決定。

 F1で活躍する小林可夢偉選手に続き、ヨーロッパを戦いの場として見据える若きサムライ、日本人最年少BMWスカラシップドライバー、桜井孝太郎選手(16歳)が、1月から始まるニュージーランド最高峰のレースシリーズ、『トヨタ・レーシングシリーズ』に参戦することが決定しました。

 タスマニア・シリーズとも呼ばれるこの50年以上の歴史を誇るイベントは、ニュージーランドの5つのサーキットを転戦し、わずか2ヶ月で5イベント/15レースを戦うタフなシリーズです。1月13日~16日にニュージーランド南島の最南端の都市、インバーカージルのテレトンガパーク・サーキットで開催される開幕戦を皮切りに、翌週は南島中腹のティマルへと移動。そして2月には北島へ移り、オークランド郊外のハンプトンダウンズで後半戦がスタート。北島の南端、フィールディングのマンフィールドパーク・サーキットで開催する『ニュージーランド・グランプリ』、そして3月のタウポモーターレーシング・サーキットで閉幕するニュージーランド最大のモータースポーツ・イベントです。もちろんニュージーランド全土でテレビ中継され、高い人気を誇っています。

 マシンはイタリアのTATUUS社製のシャシーに、1.8リッター直列4気筒のトヨタ製エンジン『2ZZ-GE』を搭載し、フォーミュラ・ルノーを上回る215馬力のハイパワーを発揮するハイパフォーマンス仕様。桜井孝太郎選手が経験したマシンの中では、GP3に次ぐビッグパワーのフォーミュラです。

 チームは、A1ニュージーランド代表チームの母体ともなった現地のM2コンペティテションをベースに、昨シーズン、GP3選手権でシリーズランキング2位となったイギリスのステイタスGPからエンジニアとメカニックを派遣し、ステイタスGPとしての参戦となります。チームメイトも昨年ステイタスGPチームからGP3選手権に参戦したロシア人若手ドライバーのイバン・ルイカシェビッチ選手が決定しています。

桜井孝太郎選手のコメント
「ヨーロッパがシーズンオフのこの時期に、真夏の南半球、ニュージーランドでのトヨタ・レーシングシリーズに参戦できることが決まり、とても楽しみです。でも、2ヶ月で15レースと聞いた時には本当に驚きました。
今までに経験がないほど忙しいレーススケジュールですし、毎週のように転戦してレースをするので、気持ちの面での切り換えの早さや、常に“攻め"の気持ちを忘れないことが重要だと思います。
参戦するライバルたちも、各国F3やフォーミュラ・ルノーといった上のクラスを走ってきたドライバーばかりなので、ライバルたちに呑まれないように、常に堂々と胸を張った走りをしなければなりません。“俺もいるんだ!!"というアピールする走りをし、毎ラップ前だけをみて、我武者羅に自分の走りを貫こうと思っています。
昨年フォーミュラBMWで学んだことや反省をいかし、意味のない攻めはしませんが、シリーズチャンピオンを獲得することよりも、むしろ目の前の開幕戦をどう勝ちに行くかしか考えていません。チャンピオンを獲得するには、シーズンを通じて安定した結果を出さなければいけません。正直、昨年の自分に欠けていたのはその部分でした。
トヨタ・レーシングシリーズでは常にトップグループで戦い、攻めの気持ちを忘れずに優勝を狙います。
今年の僕のテーマは“攻め!!"です。今年は1年間で普通のひとの3倍分のレースをし、3倍分の経験を積み、前だけをみて我武者羅に攻めていきます。その分、親や支援してくださっているスポンサーの人たちにはかなりの負担を強いることになるので、一層強く戦って、恩返しをしたいと思っています。皆さんも一緒に、2011年を駆け抜けましょう!」

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