レッドブル・レーシングは、2月1日からバレンシアで始まる最初の合同テストに、新車RB7をデビューさせるよう準備を進めている。

 ライバルのマクラーレンは、2月4日にベルリンで新車MP4-26を発表するため、最初のテストにはMP4-25に今季用の空力パーツを装着し、アップデートを施したハイブリッドカーを走らせるものとみられている。しかし、レッドブルはそうした措置はとらずにバレンシアでニューカーをデビューさせるという当初のプランを崩していない。

 レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは英AUTOSPORTに対し、次のように語っている。
「最初のテストに向け、(スケジュールは)予定通りに進んでいる。時間的には非常にタイトだが、それが我々の目標だ。間もなく発表に関するプランと詳細を明らかにするだろう」

 レッドブルは昨年、風洞での開発期間をより多くとるために、2010年最初の合同テストを欠席。それを利用してエイドリアン・ニューエイが新車のデザインに長い時間を費やした。
 しかし今年は、現代のマシンと新しいピレリタイヤのマッチングに関し多くのデータを集めようとしているため、レッドブルはバレンシアからニューカーを走らせる計画でいる。

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、発表イベントを行わずに直接テストを開始させることも示唆している。
「正式発表もないウインターテストのスタートになるが、我々は最初のバレンシアからRB7を使うつもりだよ。スケジュールは非常にタイトだが、新車は予定通りだ」

 最初の合同テストでは、マクラーレンのほかに、フォース・インディアやヴァージン、HRTも2010年型マシンを走らせる予定となっている。

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