2014年のスーパーGTシーズンの幕開けとも言える毎年恒例のセパンテストに向けて、19日マレーシアのセパンサーキットで搬入作業が終了。準備が整えられた。

 例年GT500クラスを中心に各メーカー合同で行われるセパンテスト。今季、GT500クラスは車両が一新されることもあり重要なテストとなるが、20日からの走行開始に向け、セパンにしてはかなり涼しい気候の中で準備が整えられた。

 テストに向けセパンに運び込まれたレーシングカーは7台。GT500車両では、レクサスRC-Fが開発車両の093号車、セルモの1号車。ニッサンGT-RニスモGT500はニスモの23号車、昨年末富士でシェイクダウンを済ませたインパルの12号車、KONDO RACINGの24号車の3台となっている。

 また、ホワイトのFIA-GT3規定のニッサンGT-RニスモGT3の2014年仕様の開発車が1台セパンに運び込まれたほか、スーパーGT用ではないが地元マレーシアのチームが走らせるアウディが1台テストに混走する。

 この日はドライバー陣は移動だったドライバーが多かったものの、すでにセパン入りしているドライバーも多く、オートスポーツNo.1373でも報じたとおり安田裕信がインパルのピットに出入りしていたほか、佐々木大樹がKONDO RACINGのピットで目撃された。

 さらに、この日セパンを訪れていたのは関口雄飛。昨年までモーラからニッサンGT-Rをドライブしていた関口だが、この日はレクサス開発車の093号車のピットに出入りしていた。

 テストは明日からスタートする予定。今季のスーパーGTをうらなう上でも重要なテストとなる。

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