2015 ベルギーグランプリ 予選
ハミルトン、P Zeroイエロー・ソフトでミハエル・シューマッハの記録に並ぶ6戦連続ポールポジションを達成
ミディアムとソフト間の性能差は、ラップあたり約1.4〜1.5秒
決勝は、2ストップ以上が見込まれる
2015年8月22日、スパ・フランコルシャン
スパで行われたベルギーグランプリ予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンが、P Zeroイエロー・ソフトで1分47秒197を叩き出して、6戦連続となるポールポジションを獲得し、ミハエル・シューマッハの記録に並びました。メルセデスにとっては、今シーズン9回目のフロントロー独占となりました。
ハミルトンとチームメイトのニコ・ロズベルグのみが、ミディアムタイヤでQ1を突破しましたが、そのうえ、両ドライバーは、ミディアムコンパウンドによる2回目のランで、Q1最速および2位のタイムを記録しました。
Q2以降、進出したドライバーたちは、現時点でミディアムタイヤよりもラップあたり約1.4〜1.5秒速いソフトコンパウンドを使用しました。Q2もメルセデスによるワンツーとなり、続くQ3も同様でした。
Q3では、ハミルトンがソフトタイヤによる2回目のランでポールを獲得し、ロズベルグが約0.5秒差で2位に続きました。しかし、スパは、これまでもポールからのスタートが必ずしも優勝に直結することがなく、明日の決勝でも、予測不可能な戦いが展開されそうです。
スパでは珍しく、温暖でドライな天候が終日続き、路面温度は40°Cを超えました。明日もドライコンディションが予想されていますが、アルデンヌ地方の局所的な気候は予報通りとならないこともあり得ます。
ハミルトンは、午前中の最終フリー走行(FP3)でもミディアムタイヤを使用して最速タイムを記録しました。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「この素晴らしいサーキットでの、最後まで僅差のままだったメルセデスの両ドライバーによるポール争奪戦は圧巻でした。ミディアムとソフト間の性能差が大きく、デグラデーションのレベルも極めて高くなることが予測されますので、2ストップが主流となるスパでの決勝では戦略の幅が広がります。数名のドライバーがペナルティーやトラブルによってグリッド降格処分を受けていますので、彼らがどのような戦略を組み立て、そして、ポジションアップを狙って温存したタイヤをどのように使用するのかが興味深いところです」
ピレリの戦略予測:
44周で争われる決勝での理論上の最速戦略は2ストップ戦略です。ソフトでスタート、15周でソフトへ、30周でミディアムへ交換。しかし、デグラデーションを抑制してトラックポジションゲインを狙う3ストップのスプリント戦略(ソフト-ソフト-ソフト-ミディアム)にトライするドライバーも現れる可能性があります。この戦略は、タイヤの使用状態やトラフィックに依存します。
FP3 のラップタイム上位:
ハミルトン/1分48秒984/ソフト新品
ロズベルグ/1分49秒482/ソフト新品
ベッテル/1分49秒629/ソフト新品
トップ10ドライバーの使用タイヤ:
ハミルトン/1分47秒197/ソフト新品
ロズベルグ/1分47秒655/ソフト新品
ボッタス/1分48秒537/ソフト新品
グロージャン/1分48秒561/ソフト新品
ペレス/1分48秒599/ソフト新品
リカルド/1分48秒639/ソフト新品
マッサ/1分48秒685/ソフト新品
マルドナード/1分48秒754/ソフト新品
ベッテル/1分48秒825/ソフト新品
サインツ/1分49秒771/ソフト新品
