APRC最終戦チャイナラリーは11月7日にフィニッシュを迎え、クスコレーシングの炭山裕矢がアジアカップタイトルを獲得した。

 炭山はデイ1終盤でターボトラブルに見舞われながらもサービスに帰還、この日をカップ2番手で折り返し、万全のメンテナンスを施してデイ2を迎えた。この日最初のSSで、首位に立っていたチームメイトの柳澤宏至がヘアピンターンの際にドライブシャフトを破損しリタイアとなったため、炭山が替わって首位に浮上した。一方、同じくカップタイトルを狙うアリスター・マクレーも追い上げ、両者は熾烈な首位争いを展開。しかし三度目のチャイナ参戦で落ち着いた走りを見せた炭山が逃げ切り、自身初の海外イベント優勝とともにカップタイトルを手にした。クスコレーシングはこれで、2008年のパシフィックカップ(ディーン・ヘリッジ)に続き、二度目のカップタイトル獲得となる。

 アリスター・マクレーは、炭山から29.7秒遅れではあるもののAPRCトップでフィニッシュ(炭山はAPRC登録外)。プロトンに待望のAPRC初優勝をもたらした。またクリス・アトキンソンも2位に入り、プロトンが1‐2フィニッシュを決めた。イベントの総合優勝は、中国国内選手権枠で参戦のマーク・ヒギンズとなっている。

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