ARTA Project
第6戦 富士 予選レポート(GT300)
戦略で上位を目指す
5月の富士ではトップ争いを演じたARTA Garaiya。今回もそれを再現すべくチームは調整を続けてきた。
午前の走行は新しいコンパウンドを持ち込んでバランスの確認を行った。最初バランスがうまく取れなかったものの、前後違うコンパウンドで試走した結果、非常にバランスが良くなり8位で午前の走行を終えた。
Q1のアタッカーは松浦孝亮。Q1を突破出来た場合、同じタイヤでQ2を走らなくてはならない為、松浦はタイヤを温存しながらタイムを出さなくてはならなかった。松浦はコースインしたと同時にマシンのフィーリングを感じ取り、少ない周回でタイムを出すのは難しいかも知れない、と無線で伝えてきた。しかし、松浦はタイヤを労わりつつアタックを敢行し、16位ではあったがギリギリでQ1を突破した。
続いて高木真一がQ2に挑んだ。縁石にマシンを乗せながら、コース幅を有効に使いアタックをした高木だったが、11位でQ3進出はならなかった。10位のマシンとは3/100秒差だったので悔しい結果となったが、タイヤの摩耗を見るといい状態であったので、明日の決勝は徐々に順位を上げていきたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「毎回言っているけど、Garaiyaは目一杯性能を引き出しているね。ライバルマシンが速いので、単に速さを競う予選で前に行くには運も必要だけど、決勝では戦略とタイヤの使い方で上位に進出出来るチャンスがあるんじゃないかな。ガチンコではFIA GT車両にはかなわないけど、戦略で速いマシンと戦うのはワクワクするね。絶対に上位に食い込みたいね。」
佐藤真治エンジニアのコメント
「今回はブリヂストンさんが新しいコンパウンドのタイヤを持ち込んでくれたのですが、走り出しからバランスが良かったので、予選では期待していたのですが、Q3に行くにはちょっと足りなかったですね。タイヤのグリップダウンは少ないので、戦略でひとつずつポジションを上げていきたいですね。」
高木真一選手のコメント
「ギリギリのアタックだったので、なかなかうまくまとめる事が出来ませんでした。最後のアタックも良い感触だったんですが、その周回もちょっとミスしてしまいました。結果的にはベストタイムは出たのですが、Q3に進めなかったので残念です。Q1の孝亮のタイムを見ていて厳しい予選になると感じていましたが、意外にタイヤの摩耗が良かったので、決勝は良い方向に持っていけるのではないかと思っています。」
松浦孝亮選手のコメント
「3/100秒でQ3に行けなくて残念でした。しかし、僕たちは予選より決勝のパフォーマンスの方が高いので、明日300km走り終わった時にどのポジションにいるか、というのを考えながら決勝を組み立てて戦っていきたいです。」
