ARTA Project
第6戦 富士 予選レポート(GT500)
明日はエキサイティングなレースを
前回の鈴鹿で開幕戦以来のポイントを獲得し、マシンのバランスもシーズン序盤よりだいぶ向上してきたARTA HSV-010であるが、午前のフリー走行ではマシンが上下に跳ねるような動きをみせ、思うようにタイムが伸びなかった。
予選はノックアウト方式。ラルフ・ファーマンの意見を取り入れたセットに変更してQ1に挑んだ。マシンが上下に跳ねる症状は残っていたもののだいぶ緩和され11位でQ1を突破した。Q2は小林崇志がアタックを担当したが、前回の鈴鹿でペナルティを受けたため午前の走行の最初の1時間を走る事が出来ず、マシンに慣れる時間が少ないままQ2が始まった。Q2で小林が出したタイムは午前より大幅に良くなったものの、10位で予選を終え残念ながらQ3進出はならなかった。
鈴木亜久里監督のコメント
「午前の走行ではマシンが跳ねてしまって、タイムが全く出なかったので心配したね。でもラルフのアイデアを取り入れたらちょっと良くなったので、決勝に向けてはアベレージのタイムが良くなるように見直していきたいね。」
伊与木エンジニアのコメント
「午前のマシンの状況をはっきり把握出来ていないのですが、テストに比べるとマシンが跳ねるという状態が続いてタイムが出ませんでした。細かいところを見ていくと、それほど心配する必要は無いと感じていましたが、タイムが出ていないので見直す必要があるかも知れません。Q1はラルフがダンパーの微調整をしたいというので意見が分かれましたが、ラルフの意見を取り入れる事にしたところ、それがうまくいってQ1を突破する事が出来ました。Q2については小林のタイムは悪くないのですが、午前にひとつのセットパターンでしかドライブ出来ていない事と、ユーズドタイヤを使ってのタイムアップは難しかったのではないかと思います。明日の決勝を考えると、ソフトタイヤを選んだ他のチームのマシンに比べれば、ハードタイヤを選択したことが良い方向に向かうのではと思っています。決勝に向けて新たなセットを考えて明日の午前に試してみようと思います。」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「午前の走行はマシンが跳ねてしまって良いタイムが出ませんでした。しかし、基本的なバランスは悪くないので、細かな調整を進めていきました。症状は緩和されましたし、明日はもっと良くなると思います。エキサイティングなレースをお魅せ出来ると思います。」
小林崇志選手のコメント
「朝の走行は良い結果ではありませんでしたが、ラルフさんがQ1を突破してQ2を走る事が出来ました。Q2では思うようにタイムを伸ばす事が出来なくて残念でしたが、午前に比べマシンのバランスが良くなっているので、決勝に向けてさらに良い状態に持っていきたいと思います。」
